結婚式の披露宴は、新しい幸せなカップルを祝福することがメインとなりますが、一方で、招待された方としては、まず披露宴に呼ばれた事自体がとても光栄なことですし、何よりも披露宴で出されるめったに食べる機会のない食事も楽しみですよね。大事な友人の幸せな門出を大好きな友人知人とお祝いしながら、豪華で美味しい食事をいただくのは、とても楽しい時間ということが出来ます。

披露宴でのマナー違反は気をつけよう

ただ、やはり注意をしないといけないのは、披露宴に招待をしてもらって舞い上がってしまって、マナー違反をしてしまうということです。マナー違反をしてしまうと、披露宴という大事なフォーマルなパーティーを台無しにしてしまいますし、まず、マナー違反をしてしまうことであなたの評価もガタ落ちです。

もちろん、披露宴という幸せなパーティーを満喫するということは、招待する方も望んでいるから十分楽しんでもらうということは、披露宴の趣旨ではありますけれども、披露宴はフォーマルな場所でもなるので、最低限マナーを守るようにしましょう。

ナプキンの使い方

特に披露宴などで注意をしたいのが、テーブルマナーです。テーブルマナーというと、招待される側が最も身近で目につくのが、ナプキンの使い方です。ナプキンの使い方については、とても身近なものである一方で地味なものでもありますので、マナーに沿った使い方を見る人が見ると、この人はマナーを良く知っている人と一目を置かれることでしょう。もちろん、一目を置かれることは自体が目的ではありませんが、知っていると行動自体がうつくしくなりますし、ナプキンのマナーはそれほど難しいものではありませんので、知識として知っておいても良いでしょう。

ナプキンのマナー違反について

では、披露宴におけるナプキンに関するマナーですが、まず、テーブルに付いて、着席をしたら、テーブルにおいてあるナプキンを広げて膝の上に乗せます。従来は、主賓よりも先に広げては行けないとされていませんが、今はそこまで厳しくなっていませんので、まず席についたら、膝の上に広げてください。ここで注意をしなければいけないのは、子供のよだれかけのように襟からぶら下げることです。これはマナー違反です。

それと、ナプキンはどういう時に使うのかということも、認識しましょう。ナプキンは

  • 食事中の衣服を汚さないようにする
  • 口元や指先の汚れを拭う

ために用意をされているので、これらと違う使い方をするということはマナー違反になります。例えば、テーブルの汚れなどをナプキンで拭くということはしないようにしましょう。

次に披露宴中にお手洗いなどに行く場合、席を外すときは、ナプキンを軽くたたんで「椅子の上」におきます。これが中座のサインとなります。

このようにナプキンの使い方は、簡単ですが、とても重要ですので、知っておくと良いと思います。