結婚式に出る機会が多い人、少ない人様々ですが、いずれにせよせっかく結婚式に出るなら、恥ずかしくない振る舞いを行い大人の威厳を見せつけたいものですよね。そのためにはマナーを習得するのがとても大切になります。マナーというのはいわばルールの様なもので、そのルールを覚えていて所作の中でルールを実行できる事が相手を尊重している証となります。100万言のお世辞を並べるよりも、マナーに伴った所作を身につけその通りに行動する事の方が、謝辞を現す事ができるのです。
とはいってもマナーはたくさんあって、覚えなければならない事が多いので少しずつ覚えていきましょう。ここではテーブルマナー上してはいけない事について説明します。

若い人はいつまでも立っていないで早めに着席する

結婚式では、若い人から着席し、年配者を待つ様な格好になります。ついつい年配者に席をすすめて若い人は最後まで立っておき、最後に着席するのがマナーの様に感じてしまいますが、結婚式では逆になりますので注意しましょう。

決められた席を変更しない

割り振られた席を変えてほしいという要望を述べる人がいますが、席次は新郎新婦が一生懸命考えた上で考案されたものなので、席次には従いましょう。第一、皆がめいめいに席を動く様になると、会場がてんやわんやとなってしまい収集がつかなくなります。決められた席次にちゃんと着席するのがマナーなのです。

アルコール以外で乾杯をしない

お酒が飲めない人が増えてきているため、アルコールはいらないと断る人もいますが、乾杯だけはアルコールの入ったグラスで行いましょう。ジュースやお茶などで乾杯してはいけません。形だけでもアルコールの入ったグラスで乾杯するのがマナーです。

グラスに注いでもらう時、グラスを持たない

お酌をしてもらう時、グラスをついつい傾ける癖がついている人がいますが、結婚式でスタッフにグラスを注いでもらう時は極力グラスに触れない様にしましょう。どうしてもグラスが気になるという方は、少しだけならグラスを持っても構いませんが、ほとんど力を入れないくらいにしておきましょう。

箸先は汚さない

和食の場合、箸先に口をつけすぎて濡らしすぎてしまうと、マナー違反となります。できるだけ箸先を濡らさない様に食べるのが和食のマナーなのです。ですから、どんなに箸先が濡れても3㎝以内におさまる様に上手に箸を使いこなしましょう。