身近なところでは冠婚葬祭や、電車の中など、私たちの生活にはマナーが溢れています。楽しい食事の席にも一定のマナーがあり、食べている途中だけでなく、食事の前からすでに始まっているのはご存じですか?知っているようで知らないマナーや、間違って覚えていることもあるかもしれません。そこで、ここでは食事の前のマナーについてみていきたいと思います。

食事の日時が決まったら

人数や日時があらかじめ決まっているなら、お店に予約をしておくのもマナーですね。当日席がない、もともと予約制であるなど、飛び込みでは希望のレストランにいけないこともしばしばあります。また、子供やアレルギーがある方とのお食事であればなおさら予約しておくことをおすすめします。

お店に行くまでに

女性には華やかな装いが欠かせませんが、レストランなど味や香りを楽しむ場では香水を控えましょう。最近流行りのニオイの続く柔軟剤もできれば控えましょう。手の込んだ料理は香り一つで台無しになってしまうこともあり、大抵本人は気が付きません。無意識のうちに場を壊してしまうこともあるため、食後にレストランをでた後でメイク直しとともに香水を付けることをおすすめします。服装についてはドレスコードや雰囲気に合わせたものをチョイスしましょう。また、遅刻は極力しないよう心がけ、どうしても遅れてしまう時は、レストランへの連絡や待ち合わせしている方への連絡をきちんと行いましょう。

お店に到着したら

お店に入り、コートや荷物は極力クロークに預けましょう。男性は財布、女性は化粧ポーチ程度の小さな荷物に留めるとスマートです。また、店内は基本的にはレディーファースト!案内されて席につくようなシステムなら店員さんの次に女性、続いて男性という順に席に付きます。そうではない場合は、男性が席まで案内します。女性はエスコートされるのを待って行動するのが基本です。お座敷ではないので分かりにくいですがレストランにも上座下座があり上座は右と決まっていますので、目上の方との食事にはしっかりと守りましょう。また中華の円卓は入り口に一番遠い席が上座でそこから左右に遠い席から位の高い席になります。カウンターでは接待する人が1人の場合は一番遠い席では話が弾まないため、真ん中に挟むというのが正解になります。席次を覚えておくのも重要なマナーになりますので、訪れるレストランの店内を事前に確認しておくのもおすすめです。