人生の内で結婚式の受付を頼まれることはそう無いかもしれませんが、友人や知人の多い人や社内で目端の利く人として一目置かれている人ならば必ず機会が訪れます。
ただ、いざ頼まれた時にはとても困ってしまいます。結婚式で何をするべきかなど、最低限のマナーなどほとんどの方が知らないからです。
結婚式の受付係を急に頼まれても自信を持って引き受けられる様に、知っておくべきマナーを抑えておきましょう。
新郎新婦両家を代表して挨拶をする
まず何といっても外せないのが挨拶です。なんと受付係は新郎新婦両家を代表して挨拶しなければならないのです。
両親ですらあくまでも新郎か新婦どちらかの立場で挨拶をするだけなのに、両家を代表するなんて責任重大です。もし失敗したら両家の名前に傷がついてしまいます。
決して失敗しない様にしてください。挨拶のポイントは、簡潔明瞭にすること、親しい間柄の人でも丁寧に挨拶することの二つです。
明るい服装で両家の顔役に
受付係の服装が新郎新婦よりも派手だと可笑しいですが、かといって地味すぎるのも困りものです。あくまでも両家の代表としての自覚を持ち、明るめの服装を心掛ける様にしましょう。
男女共に必要なことは、清潔にすることです。アイロンの折り目をきちんと付けたり、色遣いを工夫するなどすることで明るく、かつ派手すぎない服装を心掛けることができます。
早めの行動を心掛け、時間を守ろう
時間を守ることは社会人として最低限のマナーです。ですので受付係が時間に遅れるなどは言語道断です。
決まった時間よりも早めの時間で行動することを心掛けましょう。
ご祝儀の保管は確実にしよう
受付係を任されると、必然的にご祝儀の管理も必要となります。過去にはご祝儀を持ってどこかへ逃げてしまった受付係なども存在します。絶対に目先の欲に踊らされてご祝儀を盗んでしまったりしない様にしてください。ご祝儀を盗むのは当然ながら犯罪ですので、その後の人生がとても暗いものになってしまいます。
また、他の人から盗まれない様にも目を配らなければいけません。決してご祝儀を見ている人が誰もいない様な状態は作らないでください。
任されたことを責任もってやり遂げることは、何よりも重要なマナーです。