笑いあり、感動あり!結婚式の主役である新郎新婦をお祝いするための余興には、出席者からの祝福が詰まっています。しかし、見るのはいいけど、頼まれてしまうと「何をしたらいいかわからない」「どこから手を付けるべきなのか」と悩みがつきませんね。そこで今回は、結婚式の余興についてシーン別使えるアイディアをご紹介します。これさえチェックしておけば、会社関係でも友人関係の結婚式でも悩むどころか、披露するのが楽しみになってしまうかもしれません!

余興は必要?

結婚式場で行う結婚式では形式はほぼ同じです。その中でどのように個性を出すかといえば自由度の高い余興の時間ということになります。形式的に進む結婚式に対し、笑いあり、涙ありの思い出に残る式にするために欠かせない演出といえるでしょう。

余興でやってはいけないこと

一緒に一度の結婚式、新郎新婦はこの日のためにたくさんの準備をしてゲストとのお祝いの席を設けます。大切な方の式を台無しにするような行為は避けましょう。仲間内で恒例になっている余興や、ネットでウケているのを見たといった余興が全ての人に受け入れられれるとは限りません。さまざまな年齢層、立場の方が出席していることを考えて新郎新婦を辱めることのない余興を披露することが鉄則です。具体的には、下ネタや、内輪ネタ、暴露話はもちろんのこと、時間が枠内に収まらないや酔っぱらいすぎて見るに絶えないといったものもNGといえます。

余興を頼まれたら最初に決める5つのこと

新郎新婦から余興を打診されたら、まず最初に必要事項を決めておきましょう。

  1. 一人で?数人で?
    スピーチなど指定がない場合は、余興を頼まれたら誰とするのかを自分で決定しなければなりません。一緒に式に出席する仲間で行うのか、一人で済ませるのかや、相手の予定によっても余興の内容は変わるため早めに決定しましょう。
  2. 余興の内容を決定する。
    人数や参加者が決定したら内容を決定します。まずは歌やダンス・スピーチなど内容を絞って、他の余興と内容がかぶっていないか確認のために新郎新婦に確認します。内容が決定したら細かいところを詰めていきましょう。
  3. 参加者の役割分担
    頼まれた方だけが一方的に負担をする必要はありません。必要な小道具や衣装を調達するや、練習の場所の確保、会計などなるべく公平になるように割り振りをしましょう。
  4. 予算の決定
    それぞれが出しあって余興に関する全てを賄わなければならないため、全員が納得する予算を作ることも必要です。予算の中には、練習場代や、必要なアイテム購入代といったものが含まれます。
  5. 新郎新婦との連絡役
    式の進行にも関係することなので、主役の新郎新婦とも密に連絡をとることでミスを減らすことができます。数人で行う場合、一人を連絡役として決定しておくほうがスムーズに進めることができるでしょう。

定番の余興・出し物ランキング

  1. 歌・楽器
    ウエディングソングや、新郎新婦の思い出の曲などが定番ですね。曲選びを間違えない、練習して恥ずかしがらずに披露するといったことを守れるなら練習も比較的少なくて済み、費用の面でも安価なためおすすめです。
  2. ダンス
    ある程度練習が必要ですが、見栄えもして盛り上がりやすいタイプの余興です。衣装をそろえ、照明を工夫することで本格的な感じを出すことができます。照明や音楽で会場に協力してもらう必要がある場合は早めに新郎新婦に伝えましょう。
  3. スライド
    お芝居風に仕立てたり、出席できなかった友人たちからお祝いの言葉を集めたり工夫次第でアイディアは無限にあります。人前にでるのが苦手な方でも、これなら思う存分お祝いの気持ちを表現することができますね。

ちょっと変わった余興・出し物ランキング

  1. 新郎・新婦の取扱説明書
    新婦の友人なら新郎に向けて、新郎の友人なら新婦に向けて取扱説明書を制作し当日は披露と受け渡しをします。相手の性格や特徴、やりがちなこと、友人としてステキだと思えるポイントを書いた冊子を作成しますが、内容を読むだけだとしらけやすいのでスライドとセットにするとより華やかな演出になります。
  2. バルーンアート
    おしゃべりが得意な方にはおすすめの余興です。スピーチをしながら、結婚式や新郎新婦に関するバルーンアートを作成し最後にプレゼントするといった内容ですが、ただ黙々と作るだけではしらけます。そこで、音楽にあわせて踊りながらや、バルーンアートに込められた意味を解説しながらなど工夫しながら作成するといいでしょう。
  3. ヒゲダンス
    数人で行うならおすすめの余興です。付けひげなど衣装を揃えてお馴染みの音楽にあわせて、果物をナイフでキャッチしていきます。少々の練習が必要ですが、果物選びに汁が飛び散らないものを選べば少々の失敗もご愛嬌の範囲と笑いに替えることができるでしょう。

余興もプレゼント

一生に一度の晴れ舞台を飾る余興は新郎新婦へのプレゼントともいえますね。心に残るようなステキな余興を心をこめて贈りましょう。内容に迷ったら、自分の結婚式ではどんな余興がいいか、やり過ぎていないかなどを考えると、ガイドラインを決めやすくなるのではないでしょうか?