結婚式の披露宴では様々な余興が行われますよね。新郎新婦の学生時代の友人によるものや会社の同僚や先輩後輩によるものなど、様々な余興があります。この余興、盛り上がれば、新郎新婦はもちろん新郎新婦の身内からも感謝されることもあります。逆に新郎新婦や身内がそれはないでしょうというような余興もありますので、こちらは余興をやる上でもよく考えてやらないと、披露宴自体がめちゃめちゃになり、新郎新婦や身内から恨まれてしまうこともあります。
披露宴における良い余興のポイント
では、まず披露宴における良い余興のポイントですが、まずは披露宴のスターは、新郎新婦ですからこの二人のことを一番に考えたものにするというのが鉄則です。ここにサプライズが追加されると、新郎新婦が驚いて喜びますので、結果的に会場全体に笑顔が溢れます。例えば、新郎新婦の幼い時のエピソードなどに、二人の祖父母が登場したりすると、感動があったりして、新郎新婦を含めて三回している人たちの涙を誘ったりして、盛り上がります。
次に、披露宴には、新郎新婦の同世代だけが集まるわけではありません。結婚式は親族においても大きなイベントになりますので、参加している世代は幼い子からご年配の方まで様々な世代です。したがって、すべての世代が楽しめるよう余興をする必要があります。具体的には、新郎新婦の思い出の場所やイベントをクイズ形式などで行うと、会場全体が盛り上がります。
あと、歌を歌ったりダンスをしたりすることが良く披露宴で行われますよね。これは絶対に練習をして、そのうまさをアピールしてください。一人音程が外れると面白いということはありません。しっかり練習して、これは凄いと思わせるほど精度を上げたほうが、会場全体が盛り上がります。
余興としてはやってはいけないもの
次にこれは余興としてはやってはいけないものをお話します。まずは披露宴におけるタブーを避けるというのは当たり前のマナーです。具体的には、「別れる」「切れる」と言った離婚を思わせるような言葉を使うのは絶対にNGですので、まずは原稿をきちんとチェックしてそういうマナー違反の言葉が使われていないかどうかチェックしましょう。歌を歌うにしても、これらのキーワードやテーマの歌はダメです。曲選びも注意が必要です。
おすすめの余興として様々な世代に受けるものをしましょうということは上述したとおりですが、逆に言うと、うちわでしか受けない余興は知らない人は白けてしまうので、やめましょう。また、披露宴の進行を妨げる演出もNGです。短くなく長くないというのがポイントです。それと会場の空気を壊すような余興も、見ている方は面白くもなんともありませんので、やらないようにしてください。